JR東日本は4日、2017年5月から運行する豪華寝台列車「トランスイート 四季島」の新たな3つのコースを発表した。「東日本の旬」がテーマで、いずれも上野発着で東北や関東の名所を訪れる。
17年8月に東北地方を巡るコース(2泊3日)は国の重要無形民俗文化財に指定されている秋田県の伝統行事「西馬音内盆踊り」を鑑賞。世界遺産の中尊寺などがある岩手県平泉町や宮城県の鳴子温泉にも立ち寄る。
同12月31日に上野を出発するコース(1泊2日)は、静岡県熱海市に寄った後、神奈川県横須賀市で新年を迎える。太平洋に面した千葉県南房総市の和田浦で初日の出を見た後、茨城県の鹿島神宮で初詣をする。
18年3月に東北地方などを巡るコース(2泊3日)は、山形県酒田市でひな人形を見学し、花巻駅(岩手)からは「SL銀河」にも乗車する。
いずれのコースも17年2月ごろに発売予定で、1回だけの開催。料金は今後決める。