昨年、東京海上ホールディングスが米HCCインシュアランス・ホールディングスを約9400億円で、三井住友海上火災保険が英アムリンを約6420億円で、それぞれ買収することを表明。ライバルは海外進出で先行している。SOMPOは今回の買収をきっかけに、エンデュランスのノウハウを生かした新たな保険商品の開発や、人材の交流を進め、海外展開で巻き返しを図る。
年明け以降、外国為替市場の円相場は円高・ドル安傾向で進んでおり、国内保険各社による海外企業のM&Aを後押ししている。
日銀の金融政策で運用の柱となっている日本国債の利回りが低い状態が続いていることも、収益に響いている。M&Aなどで海外事業を強化して、安定した収益構造を確立することは各社の急務となっている。
桜田社長も「さらなるM&Aは否定しない」と述べた。欧米や経済成長が期待できるアジアを中心とした新興国市場などで、今後も日本の保険大手による大型買収が続きそうだ。(永田岳彦)
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