
「うめきたガーデン」がオープンし、大勢の人たちが都会の花畑での散策を楽しんだ=7日、大阪市北区【拡大】
大阪市北区のJR大阪駅北側の再開発区域「うめきた」2期に7日、花と緑の庭園「うめきたガーデン」が開園し、約3200人が訪れた。庭園デザイナーの石原和幸氏(58)によるメインガーデンや、10万株の花畑が会場を彩り、高層ビル群に囲まれた都心のど真ん中に花と緑の新名所が誕生した。
うめきたガーデンの敷地は約7500平方メートル。石原氏が今年度の英国の国際庭園ショーで最高賞を受賞した、庭園と駐車場を融合させた作品を基にした「ガレージガーデン」や、花と緑で屋根を飾った「花咲く丸太小屋」などを展開している。
開園セレモニーで、花の苗植えに携わった「グリーン・サポーター」を代表し、大阪市北区の野田友子さん(72)が「大阪を緑や花であふれる街にします」と「グリーン宣言」をし、テープカットしてオープンを祝った。
会場では全国のグルメを集めた「逸品縁日」も連日開催される。
会期は来年3月20日まで。12月末までの毎週水曜日午後1~3時は、タレントのたつをさんらによるDIY(日曜大工)ワークショップ、10月24~30日は「逸品縁日~がまだせ熊本~」が催される。