
業務提携の検討開始を受け会見したトヨタ自動車の豊田章男社長とスズキの鈴木修会長(右)。記者からは多くの質問の手が挙がった=12日、東京都文京区(桐山弘太撮影)【拡大】
トヨタとスズキによる業務提携の検討開始に関する発表会見は、トヨタの豊田章男社長とスズキの鈴木修会長が出席し、12日午後6時半から東京都文京区のトヨタ東京本社で開かれた。
--自動運転技術を持つIT企業など、自動車メーカー以外との提携も考えているのか
豊田社長「自動車産業は裾野が広く、私どもの判断や決断で多くのステークホルダー(利害関係者)が影響を受ける。なので、(両社で)こうした話し合いを始めると言うことを認知してもらい、前向きに話が進んでいくことを期待している。逆に言えば『どの分野でも(オープンだ)』と言えるのではないか」
--お互いの会社にどんな魅力を感じているか
豊田社長「2点ある。1つはスズキさんの『変化に対応する力』だ。今、世の中で予測できない大きな変化が起きている時代だ。予測の精度を上げるより、臨機応変に対応できる力を磨く方が大事だ。その点、スズキは非常に長けている。もう一つは『周囲を巻き込む力』だ。我々に求められているのは優れた車、技術を開発するだけでなく、未来のモビリティ社会作りが重要になってくる。その点で鈴木会長は、ご人徳もあって『巻き込む力』が大きい。そこを学ばせてもらいたい」