原子力規制委員会は26日、運転開始から40年を迎える老朽原発の関西電力美浜原発3号機(福井県)について、設備の工事計画を認可した。40年超の運転延長に焦点を当てた、残る審査には11月末までに合格する見通しだ。美浜3号機は運転延長の認可に近づいた。
規制委は10月5日、美浜3号機が新規制基準を満たしているとして、合格証となる「審査書」を正式決定した。今後、運転延長に向けて設備の劣化状況を調べる審査をする。
関電は電気ケーブルを燃えにくくしたり、重大事故時の対応拠点となる緊急時対策所を新設したりするなどの工事を平成32年春ごろに終えるとしており、再稼働はそれ以降になる予定だ。
原子炉等規制法は、原発の運転期間を原則40年に制限しているが、規制委が認めれば最長20年延長できるとしている。