JR東海が27日発表した平成28年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比0・8%増の8667億円、最終利益は9・8%増の2149億円となり、いずれも中間決算として過去最高を更新した。東海道新幹線の利用がビジネス客を中心に伸びたことが寄与した。
新幹線や在来線の運輸収入は1・1%増の6547億円と過去最高。在来線では、名古屋から岐阜・高山方面へ向かう特急列車が訪日外国人客の利用などで好調だった。
29年3月期の連結業績予想は据え置き、売上高が前期比0・1%減の1兆7360億円、最終利益は7・6%増の3630億円の見通し。子会社の日本車両製造(名古屋市)が米国などの鉄道事業で多額の損失を計上すると公表したが、JR東海の柘植康英社長は記者会見で「グループ全体の経営に与える影響は軽微だ」との見方を示した。