BMW、EV製造過程でCO2削減強調 風車が工場電力の6割供給 (2/2ページ)

1回の充電による走行可能距離390キロ

 BMWによると4基の風車が同工場で消費する電力の6割近くを供給する。ミュラーさんは「残りは商用電力を購入しているが、再生可能エネルギーで発電したとの認証を受けた電力だけを買っているため、100%再生可能エネルギーで賄っているといえる」と製造過程の排出削減努力を強調する。i3の最新型は、新開発の大容量リチウムイオン電池によって1回の充電による走行可能距離を従来に比べ70%長い390キロに延ばした。

 ドイツではディーゼル車の排ガス規制逃れ問題に揺れるフォルクスワーゲン(VW)もEVへの転換を表明、25年までに年間で200万~300万台のEV販売を目指す方針を明らかにした。

 米ゼネラル・モーターズ(GM)が9月に発表した新型EVは、充電1回当たりの走行可能距離は約383キロに達する。米テスラ・モーターズも来年、最低価格を3万5000ドルに抑えた新型EVの生産を始めるなどEV開発の国際競争は激化している。(ドイツ・ライプチヒ 共同)