加熱式たばこ、BAT参入で競争本格化 非喫煙者に配慮、市場の成長期待 (1/2ページ)

2016.11.12 06:54

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)のグローと専用たばこ
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)のグローと専用たばこ【拡大】

  • 日本たばこ産業(JT)のプルーム・テック(同社提供)とたばこカプセル

 火を使わない「加熱式たばこ」市場にたばこメーカーの注目が集まっている。先行する2社に続き、国内3位の英ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)も新製品での日本参入を発表した。受動喫煙の健康リスクが認知される中、非喫煙者に配慮できる製品として各社は成長を期待している。

 BATの新製品「グロー」は専用たばこを加熱して発生する蒸気を吸う形式。12月に仙台市内で先行販売し、供給体制や市場反応を踏まえた上で早期に全国展開する。機器を含むスターターキットは8000円、専用たばこは3種類、各20本入りで420円。

 BATジャパンのロベルタ・パラツェッティ社長は「日本ではまだ新型たばこは浸透していない。最善の選択肢を供給したい」と話す。同社の推計では国内喫煙者の4%が新型たばこへ移行しており、2020年には16年比で7、8倍の市場成長が見込まれるという。

 火を使わずにたばこの葉を加熱し、蒸気を吸引する新型たばこは昨年9月、国内2位のフィリップモリスジャパンが「アイコス」(キットは9980円、専用たばこは4種類、各20本入りで460円)を発売したことで需要が顕在化した。

「喫煙者は清潔さに敏感で周囲に気遣いをしている」

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