ざこ寝ができる飛行機、関空救世主になるか? NZ航空がエコノミークラスに革新 (2/3ページ)

足元を広げることで平らなベッドのようなスペースをつくることができるニュージーランド航空のスカイカウチ
足元を広げることで平らなベッドのようなスペースをつくることができるニュージーランド航空のスカイカウチ【拡大】

  • 足元を広げることで平らなベッドのようなスペースをつくることができるニュージーランド航空のスカイカウチ
  • ニュージーランド航空のボーイングB787の機体

 このような状況の中で関空便を週3便とはいえ復活させたNZ航空には、期待が集まっている。関空を運営する関西エアポートが10月28日に開いた冬ダイヤ発表会見では、配布資料にNZ航空の黒を多く取り入れた機体の写真を何枚も取り入れるなど、全面的にPRしていた。

エコノミーに革新

 NZ航空が関空便に導入するのは米ボーイングの中型機B787。スカイカウチが設定される最新鋭の機材だ。

 スカイカウチは横並びの3席の足元を広げると、平らなベッドのようなスペースになる仕組み。3席分を大人2人で使う。大人1人と子供2人の計3人での使用も可能だ。1人だけでの使用だと割高になるが、ビジネスクラスよりは安い。10時間を超える関空からオークランドまでの飛行中、横になって眠ることもできる。

 航空各社は収益の柱となるビジネスクラス以上では、さまざまなアイデアを取り入れたシートの開発競争を繰り広げているが、収益性の低いエコノミークラスでは会社ごとの違いがほとんどない。それだけに、スカイカウチは航空業界で革新的なシートとして話題を集めている。

 NZ航空のクロビス・ペリエ日本・韓国地区支社長は「関西は観光客が主体の市場なので、エコノミークラスの重要度は高い。スカイカウチは新婚旅行にもぴったりで、武器になる」と話す。

NZ航空の復活しか明るい話題のなかった関空長距離便