この日、東京・秋葉原のヨドバシカメラマルチメディアAkibaで開かれた発売記念イベントで「15」のディレクターを務めたスクエニの田畑端(はじめ)氏は「FFは1987年の1作目から約30年の歴史がある。コンピューターの進化と共に作品も進化したが、プレーヤーが主人公になってストーリー体験できるのは1作目から変わらない。そこを大事にして15も開発してきた」と作品にかける思いを話した。
「世界最高レベル」
カドカワのゲーム情報ポータル事業本部長、浜村弘一取締役によれば「AIを採用したゲームでは世界に通用する最高レベル」という。
発売記念イベントには、前日の夕方や夜から最大で約300人が列を作った。屋外特設カウンターではPS4とFF15のセットを購入する人も目立った。浜村取締役は「(今月11日発売した)『PS4プロ』(PS4より映像表現を強化)をFF15のために購入している人も多い。一方、PS4は値下げしたこともあり、さらに普及が進み、年度末までに500万台に達するのでは」と据え置き型ゲーム機の販売増を見込む。(大坪玲央)