また、トランプ氏の保護主義の言及などによって、いつ金利が逆戻りするか分からないリスクもあり、「運用資産の多様化を図ることが課題となっている」(住友生命保険)。
こうした状況から、住友生命は、2014~16年度までに3000億円を投じたESG投資を含む成長分野への投資額を今後3年でさらに増額する方針。
明治安田生命保険も4000億円からの積み増しを計画している。今後もESG投資先をめぐる争奪戦は続きそうだ。(飯田耕司、米沢文)
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■国内生保の最近の主なESG投資(投資先/投資額/利回り/期間)
日本生命 アフリカ開発銀行の公衆衛生などのプロジェクト債券/1億ドル/2.5%程度/10年
第一生命 アフリカ開発銀行の食料確保に向けた債券/5000万ドル/2%程度/10年
明治安田 チリ国立銀行の社会貢献型債券/1億ドル/2.6%/10年
住友生命 日ASEAN女性起業支援基金/3000万ドル/-/-
三井生命 世界銀行の持続可能な開発(発展)債券/1億2500万豪ドル/3%強/15年
※-は非公表