--高齢化が進んでいる
「今後は働き手としても、高齢者がますます増える可能性があり、そのための環境を整える。これまでコンビニは扱う商品を増やし続けてきた。便利ではあるが、(店員にとっては)レジなどの操作が複雑になっており、改善していきたい。先を見据えて、レジの自動化も導入を検討中だ」
--銀行業への参入について
「セブンはグループにセブン銀行を持ち、ローソンも銀行業への参入に向け準備会社を設立したことは承知している。コンビニのATM(現金自動預払機)は、(ITを使った新たな金融サービス)『フィンテック』のようなものだ。将来的にはファミリーマートらしい金融サービスをやりたい。それは銀行かもしれないし、そうでないかもしれない。コンビニをめぐるゲームは絶えず変化しており、“ぼうっと”していたら変化に取り残され、大変なことになりかねない」
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【プロフィル】沢田貴司
さわだ・たかし 上智大理工卒。1981年伊藤忠商事入社。97年ファーストリテイリング入社。同社退社後に企業支援会社のリヴァンプなどを設立。16年ファミリーマート取締役に就任し、同年9月から現職。石川県出身。