12月の新車販売、ホンダの軽「N-BOX」が3カ月ぶり首位 昨年のトップはプリウス

 昨年12月の車名別新車販売台数は、ホンダの軽自動車「N-BOX」が昨年9月以来3カ月ぶりに首位となった。トヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」や11月に首位に躍り出た日産自動車の小型車「ノート」を抑えた。

 日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が11日発表した。

 N-BOXは前年同月比26%増の1万4967台を売った。このところ接戦が続くプリウスは22%減の1万2776台と伸び悩んだことで、2位にとどまった。「ノート」の販売台数は前月より減り、順位は前月の首位から3位に後退したが、98%増の1万2403台と好調な売り上げが続いている。

 軽自動車はN-BOXのほかムーヴ、デイズ、タントと4車種が上位10車種に入った。

 一方、2016年の年間首位は4年ぶりにプリウスが首位となった。2位はN-BOX、3位は前年首位のトヨタ自動車のHV「アクア」だった。

▼昨年の年間新車販売は「プリウス」が4年ぶり首位 2位に大差

■12月の新車販売ランキング(◎は軽)

(1)N-BOX◎[ホンダ] (2)プリウス[トヨタ]

(3)ノート[日産] (4)ムーヴ◎[ダイハツ]

(5)アクア[トヨタ] (6)デイズ◎[日産]

(7)タント◎[ダイハツ] (8)シエンタ[トヨタ]

(9)フリード[ホンダ] (10)ヴォクシー[トヨタ]