
「ダービースタリオン」シリーズを手がけた薗部博之氏【拡大】
ゲームの「ダービースタリオン」は、どこまでリアルに現実の競馬を模していても、結局はバーチャルな世界で馬を育てているだけ。だからといって本物の馬主になるには高額の資金が必要で、大勢が資金を出し合う一口馬主の制度を利用したとしても、数万円から多ければ数百万円といった費用がかかる。「リアルダービースタリオン」ではドワンゴが資金を出すため、ユーザーは繁殖牝馬を選び、種牡馬を選んで種付けし、受胎から出産、そして出走といった競走馬の育成に手軽に参加できる。
予定では、今年の2月にも繁殖牝馬をセリで購入し、3月から来年3月までの間に受胎から出産へと向かわせる。繁殖牝馬の日頃の様子や産まれた競走馬の成長の様子をニコニコ生放送で配信して、競走馬の育成に参加している気分をより深く感じてもらう。競走馬の命名、出走するレースや騎手の選定などもユーザーに行ってもらう。
繁殖牝馬の購入などにかかる費用は現時点では未定。購入するのは1頭だけ。ゲームと違って本物の競走馬をネット越しに育成するゲームとなるだけに、仔馬がなかなか産まれなかったり、産まれても育たなかったりするケースも考えられる。見守るファンが悲しい思いをする事態も想定されるが、それも含めて馬主になって競馬の世界に参加する気持ちを味わえる、かつてない競馬ゲームと言えそうだ。
ドワンゴではほかに、今年5月ごろにセリ市場の生放送を行い、ユーザーの参加によって1頭の2歳馬を購入するイベントも実施する。こちらは7月にも大井競馬場の厩舎に所属してデビュー戦を飾る予定。まずはそこでの勝敗に一喜一憂できそうだ。