17年12月期はメニューの強化などで、売上高が4.3%増の2365億円、最終利益は58.4%増の85億円と増収増益を見込んでいる。
ただ、収益改善は不採算店の大量閉鎖の効果も大きい。昨年12月末の店舗数は2911と、期限切れ鶏肉問題が発生する前の13年12月末と比べ8%減少した。
17年12月期も新規出店は10~15の一方、閉鎖は20~30の計画で、全体の店舗数は若干減少する見通しだ。350~400店を改装するなど既存店の投資に注力する方針で、カサノバ社長は「既存店の潜在能力は大きく、将来的には過去最高益を狙う」と語る。
ただ、今期見込む最終利益(85億円)の水準は、過去最高だった11年12月期の132億円には及ばない。新規出店の抑制という“縮小均衡”ではない、成長戦略が求められている。