JR四国が“夢の観光列車”投入 「JR北海道の二の舞はごめん!」 ローカル線の強い危機感 (2/4ページ)

2017.2.25 18:07

JR四国が公開した新観光列車「四国まんなか千年ものがたり」。車両ごとに外装の色が変わる=香川県多度津町
JR四国が公開した新観光列車「四国まんなか千年ものがたり」。車両ごとに外装の色が変わる=香川県多度津町【拡大】

  • 新観光列車「四国まんなか千年ものがたり」の1号車の内装。落ち着いた和の空間で、外観に合わせた緑のいすがアクセントに
  • 上り線で提供される料理。季節の味は見た目も華やか

 内装は、徳島県産の杉などの木材をふんだんに使って日本の古民家をイメージした落ち着いた雰囲気。外装の色に合わせて1号車は緑、3号車はオレンジの座席を採用。2号車は車窓に向かって座るカウンター席とするなど凝りに凝った造りだ。

開発費は2億円

 実はこの新車両、昭和61年に導入し、主に高徳(こうとく)線(高知市~徳島市)の特急列車としていた車体を転用して内外装を一新したものだ。そのデザインもJR四国の社員が自ら手がけるなど、徹底したコストダウンを図り、制作費は約2億円に抑えた。

 豪華観光列車の先がけであるJR九州の「ななつ星in九州」の約30億円などと比べても1ケタ安い。しかし、JR四国の半井真司社長は「これまでのノウハウを生かせばお客さまには必ず満足してもらえる」と自信を見せる。

 同社が平成26年から運行を始めた観光列車「伊予灘ものがたり」は予讃(よさん)線の松山(松山市)-八幡浜(愛媛県八幡浜市)駅間で運行。夕日の名勝として知られる伊予灘や肱(ひじ)川の風景をはじめ、車両デザインや瀬戸内の食材を使った料理、添乗員の接客なども好評。また車両を貸し切っての結婚披露宴などが話題を呼び、これまで乗車率が約9割と人気を集めている。

 「四国まんなか千年ものがたり」も、食事は出発駅近くの名店が腕を振るう四季折々の料理を用意。下り線は香川県琴平町の洋食店「神椿」が手がけ、地元の食材をふんだんに使い、スープやメインディッシュは温かい状態で提供する。

「北海道の二の舞にならない」

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