
セーブオン吉岡上野田南店【拡大】
トップも明言せず
その象徴的な商品が、店内で調理される、できたて焼きまんじゅうだ。1日にあった記者会見で平田社長は「(セーブオンの人気商品の存続は)協議したい」と述べるにとどまり、同社経営企画部も「今後、ローソンと具体策を詰める中で決めることになるが、お客さまから熱い要望があることは承知している」と説明する。
セーブオンの商品にイラストを提供したこともある、コミック「お前はまだグンマを知らない」の著者で漫画家の井田ヒロトさん(群馬県高崎市在住)は「スタッフとも焼きまんじゅうが残るかどうかを話題にするほど、今県民の最大の関心でしょう。ローソンになっても売り続けてほしい」とこちらも熱いラブコールを送った。(前橋支局 谷内誠)
■セーブオンとは
群馬、栃木、埼玉など東日本を中心に店舗展開するスーパー「ベイシア」をはじめ、ホームセンター「カインズ」、作業着の「ワークマン」など小売業を中心としたベイシアグループに属する。ベイシアの前身「いせや」のコンビニエンスストア事業として昭和58年に群馬県渋川市に1号店がオープンした。群馬から新潟、栃木、埼玉など周辺県に徐々に進出し、62年に100店、平成7年に500店を達成した。しかし、その後は競合大手の出店攻勢にさらされ、現在群馬県内ではセーブオン180店に対し、業界トップのセブン-イレブンは455店と差が広がっていた。
ローソンとの提携でセーブオンの店名は消えるが、各店オーナーとのフランチャイズ契約はほとんどがセーブオンと結ぶことになり、会社としては存続する。