
カラフル・ボードの人工知能アプリを組み込み「日本酒ソムリエ」として活躍したソフトバンクのロボット「ペッパー」=東京都新宿区の伊勢丹新宿本店【拡大】
ソムリエ、リハビリ…
ソフトバンクのロボット「ペッパー」が、AI(人工知能)ベンチャーによるソフトウエアを組み込むことで活躍の場を広げている。大企業とベンチャー、さらにはハードウエア(機器)とAIソフトとの連携は、日本発の新たな事業創造の可能性を開くものといえそうだ。
「オイシイワインヲ、ゴショウカイシマス」-。ペッパーがワインのソムリエとして、おすすめの1品を提案するサービスが8~14日、東京都新宿区の伊勢丹新宿本店で開かれる。
ITベンチャーのカラフル・ボード(東京都渋谷区)が開発したAIアプリ「SENSY(センシー)」をこのロボットに搭載した。来店客が3種類のワインを試飲し、それぞれのワインに対して味や香りなどを5段階で評価する。これにより来店客の好みを学習し、5分ほどで用意された約20種類のワインから、最適なものを選んでくれる。
2月15~20日には、ペッパーが日本酒ソムリエとして活躍した。売り場の責任者である河西直人さんは「デジタルでは贈り物に必要な人間の思いや気持ちを察することがまだできないので、ロボットと人間の二人三脚ならより良い接客ができそう」と話した。