成長に大手サブブランドの壁
家電量販大手のヨドバシカメラの一部店頭で15日、LINEの携帯電話サービス「LINEモバイル」専門コーナーが設置された。LINEモバイルの嘉戸彩乃社長が登場したヨドバシカメラ・マルチメディアAkiba(東京・秋葉原)のイベント後、同社関係者から販売現場の視点でMVNOやSIMロックフリースマートフォンの現状が語られた。
圧倒的に多い新規
LINEモバイルのカウンターは、ヨドバシカメラとビックカメラに設置され、同日から利用できるようになった。ヨドバシカメラ通信サービス商品事業部の松月俊雄事業部長は「店頭コーナーでは、LINEモバイルだけで年間7万~8万件の獲得を目指す」と語る。これは同社で取り扱うMVNO13社の中では3、4番手の規模とのこと。
秋葉原の店舗は、LINEモバイルのサービスやSIMロックフリーのAndroid(アンドロイド)スマホを紹介するコーナーのみ。申し込み手続きなどを行うカウンターは、LINE以外のSIMを含めた“相談カウンター”となる。LINEモバイル専用カウンターは梅田(大阪市)では設置しているが、秋葉原では今後、準備が整い次第の提供になる。