昨年、売上高が約30%も伸びた競合のアマゾンジャパンは、自社で商品の配送や販売を行うビジネスモデルだったが、近年は楽天と同様、出店者が出品する「マーケットプレイス」に注力する。しかしアマゾンはアカウントの乗っ取りなど悪質な出店者への対処に苦慮している。
楽天はアマゾンよりも先に安心安全への対処を進めてきたという一日の長を生かせるか。三木谷氏は4月の入社式で「社会に貢献できるプラットフォームとしてやっていくとともに、利便性や安全性をさらに上げる。革新的なアイデアに挑戦したい」と述べたが、安心安全と革新性の両立は容易でない。(大坪玲央)