楽天、EC検索機能を一本化 サービス間の連携強化 「市場」名称廃止も検討


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 電子商取引(EC)大手の楽天が、運営する複数のECサービスの商品検索機能を年内にも統合することが1日、分かった。ネット上の楽天のトップページで検索したい商品名を入力すると、事業者が出店する「楽天市場」、個人間で売買する「ラクマ」などの取扱品全てから該当する商品が表示されるようになる。ECサービスの連携を強化することで消費者の利便性を高める狙いだ。

 主力サービス「楽天市場」は1日に20周年の節目を迎えたが、楽天市場の名称にこだわらず「楽天で買い物をすることを前面に出し、『市場』という言葉を廃止することも考える」(河野奈保常務)方針だ。

 楽天は昨年4月、楽天市場の名称をトップページから削除したほか、同7月には社内の「楽天市場事業」を「ECカンパニー」に衣替え。楽天市場やラクマ、「楽天ブックス」などEC事業全体の統合を進めている。

 この一環で、年内にもECの各種サイト・サービスで扱う全商品を横串を通して検索、利用者に一覧で提示できるようにする。また、楽天市場の購入履歴にある古くなった商品をラクマなどで売って、新しい商品を楽天市場で買うなど、サービス間の連携も強化する方向だ。

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