
退任会見するローソンの玉塚元一会長(左)。右は竹増貞信・代表取締役社長=4月12日、東京都港区(伴龍二撮影)【拡大】
ハーツユナイテッドはゲームなどのソフトウエアなどの不具合があるかどうかを検査する事業が主力。同社によると、01年に宮沢氏が創業して以来、16期連続で黒字決算を重ねている。
現在は事業領域の拡大を目指しており、13年に持ち株会社体制に移行。同社は、「デジタル化社会でソフトウエアの不具合検出やセキュリティーの担保にかかる重要性」が増しており、「成長を加速するため、新しいリーダーシップが必要」だとしたうえで、玉塚氏について「経営者としての豊富な経験と幅広い見識を有している」と起用の理由を説明している。
七転び八起きの経営者人生を歩んできた玉塚氏。今度の挑戦の成否に否が応でも注目が集まる。(SankeiBiz 柿内公輔)