
ソフトバンクグループの株主総会で、議長として今後の経営方針について説明する孫正義社長=21日、東京都千代田区(高橋寛次撮影)【拡大】
人工知能(AI)が人類の知能を超える「シンギュラリティ」を近年、孫社長は強調していることもあり、株主からは「AIを後継者にすえる考えは」との質問も出された。しかし、孫社長は「やはりそこは生身の人間に後継者になってもらいたい。人間の集団を率いて人間に貢献していくということで、ぜひ、生身の人間に後継者になってもらいたいと思っている」と説明した。
総会は、昨年、ソフトバンクグループの傘下となった英半導体設計大手アーム・ホールディングスのサイモン・シガースCEO(最高経営責任者)ら5人の新任取締役の選任などの全議案が可決され、閉会した。(終わり)