
三菱自動車の株主総会で発言する益子修社長のモニター映像=23日午前、東京都港区【拡大】
さらにアライアンスが三菱自にもたらす効果についても言及した。生産と購買、調達、プラットホーム、技術の共有、市場の存在感向上という6つの分野で相乗効果が得られると指摘。それぞれの利点について詳細に説明した。こうした取り組みにより、三菱自動車は29年度に250億円以上の相乗効果が捻出できるとした。またゴーン会長は、三菱自をとりこんだことにより29年度の世界販売台数で「アライアンス全体では世界最大の自動車グループになる可能性がある」とし世界首位を獲得できる見通しに初めて言及した。
ゴーン会長は「三菱自が勢いを維持し、滑り出しは順調だ。30を超える企業横断チームが収益拡大を検討している。今年度、三菱自動車は前年度を11%上回る100万台を超える販売を計画する。営業利益は700億円だ。事業と新型車の開発投資も増大する。三菱自は31年度末までの中期経営計画を策定中で、秋に発表予定だ。年間販売台数で29年度比25%増加の125万台、営業利益率6%台とする計画を今年中に説明できることを楽しみにしている」と結んだ。