
三菱自動車の株主総会で発言する益子修社長のモニター映像=23日午前、東京都港区【拡大】
山下光彦副社長「構造改革の具体的な内容について説明する。まず、不祥事の要因について。過去の不祥事全体から、こう総括している。原因はいくつかあるが、1つは会社の目標、とくに成長目標を見失っていたし、明確に持てなかったことがある。2つめが、いろんな会社の組織、階層の中で、よりどころとなる判断基準が明確でなかったことがある。個々人、個々の部署の判断が失敗を招いた。全般的にコミュニケーションが不得手で、協議が上手でない。それから、計画が不足している。初期段階の計画があって、そこに変更が加わると、下流工程に多大な影響が出た」
山下副社長「明確な目標設定については、これはすでに会長、CEOから発言があったように、成長目標、それを受け他部署、グループ目標を持つ必要がある。新しい規範の設定については、MMCウェイ、社長からも触れてもらったが、透明性高めるとかスピードあげるとかを設定して、展開している。開発にあたっては、法規の外側にある安全、環境の理念を新たにした。コミュニケーションもかけ声だけではだめで、機会をつくる必要がある。相談機会増大のため、必要な検討会を積極的に設定して、より、意見交換ができるように制度化を図っている。リソースマネジメントがうまくできていなかったことで、結果的に現場が苦しんでいた。工数委員会で議論して、必要な工数あてがうようにしている。人事評価制度も、より認められてやる気につながる制度にした。教育制度は、技術力、マネジメント力、人間力の3つにわけて、全従業員がうけられるように進めている」