
飛び出してきた人を検知し自動ブレーキをかけるマツダのシステム【拡大】
燃費や馬力、環境性能など消費者が車を選ぶ際のポイントは、年代や用途によってさまざまだ。しかし最新の安全機能だけは、すべて新型車に共通する“必須項目”となっている。
マツダは今年3月、自動ブレーキや車線逸脱警報装置などの最新の安全機能を、17年度中に国内の全車種(2人乗りオープンカー「ロードスター」を除く)に、搭載することを決めた。藤原清志専務執行役員は「運転操作ミスをした場合にも事故を起こさせず、万一の事故時には被害を軽減させることが第一だ」と話す。
軽自動車でも同様だ。ダイハツ工業は今年5月に全面改良した「ミラ イース」の大半のグレードに、対歩行者事故や誤発進の回避につながる自動ブレーキを標準装備した。ホンダも今秋、全面改良して発売する軽「N-BOX」以降、自動ブレーキなどの運転支援システムをすべての新型車に標準装備する。
マツダが7月、全国の販売店を対象に行った調査によると、来店客が同社の小型車「デミオ」に興味をもった理由に「先進安全装備」と答えた割合は37%に上った。デミオは4月に最新の安全機能を搭載したばかり。1月調査時の同様の回答(7%)に比べ5倍に増えており「安全への関心の高さを数字が裏付けた」(同社)という。