
栃木ヶ丘ゴルフ倶楽部で初めて開催された「ニュージーランドワインフェス」=6月17日、栃木県栃木市【拡大】
市内の13ゴルフ場が地域振興を担ってきた鹿沼市も危機感を抱いており「ゴルフ場を観光資源として生かしたい」(観光課)と具体的な活用策づくりに苦心。相談を受けた福島氏は「設備産業であるゴルフ場は鹿沼で業績が悪いからといって他に移転できない。地域に根ざす」と前向きにとらえる。今年が6回目となる市主催のジュニアゴルフ大会に協力するなど「ゴルフで町の活性化」に向けて二人三脚で取り組んでいく考えだ。
鹿沼グループは「また来たいと思ってもらえるゴルフ場を目指す」ビジョンを掲げる。福島氏は「プレー代を安くするのはいつでもできる。利用者満足度の向上などゴルフ場に来た人に喜ばれる策を打つ」という。
日本生産性本部の「レジャー白書」によると、ゴルフコースへの参加人口(1年に1回でも参加した人)は、16年が550万人でピークの1992年の1480万人から6割強も減少。最もゴルフを楽しんできた団塊世代が70歳になる「2020年問題」を控え、ゴルフ場に求められるのは、高齢者を離さず、若者そして子供世代をゴルフ場に誘い込む企画力だ。(松岡健夫)