【特報】変貌遂げた日産の新型「リーフ」、開発秘話に迫る 加速性能、デザイン面で進化 (2/3ページ)

日産グローバルデザイン担当のアルフォンソ・アルベイザ専務執行役員(中央)
日産グローバルデザイン担当のアルフォンソ・アルベイザ専務執行役員(中央)【拡大】

  • 日産の新型「リーフ」
  • 自動駐車機能「プロパイロットパーキング」(手前)と、e-ペダルのスイッチ
  • 日産新型「リーフ」の荷室
  • 日産新型「リーフ」のリヤコンビランプ

 スカイラインに迫る空力性能

 EVの航続距離の改善には、空力性能が大きなカギになる。エンジン音のないEVにとって、風切り音など車外の騒音も乗り心地に大きな影響を与える。新型リーフはテクニカルセンターの大規模な風洞実験施設で、空力性能や静粛性の改善を図った。

 空力では車体後部にまとわりつく気流を整えるため、ルーフ後部にスポイラーを取り付けた。車体底部のカバーも空力性能を重視して作り直している。スポイラーなどの形状は微妙な違いが性能差につながるため、「ミリ単位で大きさを調整した」(開発担当者)

 結果、空力性能の指標である空気抵抗係数(Cd値)は、旧型比で4%減の0・27に改善。日産車で最良のスカイライン(0・26)に次ぐ水準まで空気抵抗を減らした。また、ドアミラーの上下に風を逃がす設計を採用し、静粛性も改善している。

零下40度まで試験