スマートスピーカー、いよいよグローバル競争へ 目の色変える企業 機能も急速に進化 (2/3ページ)

アマゾンのエコー・ドット。7個のマイクで音声を正確に拾える。聞き取ってから反応までのレスポンスがわずか1秒
アマゾンのエコー・ドット。7個のマイクで音声を正確に拾える。聞き取ってから反応までのレスポンスがわずか1秒【拡大】

  • グーグルのホーム。エコーよりも小型で、スピーカーグリルが6色展開となっており好きな色にカスタマイズ可能
  • アップルのホームポッド。iPhoneやiPadなどと同じくシリを搭載。12月発売のため、現時点では詳細は不明

 ここで同市場への参入を宣言したのがアップルだ。アップルは6月に開催した世界開発者会議(WWDC2017)において、今年12月にSiri(シリ)を搭載したスマートスピーカー「ホームポッド」を発売すると発表した。同社は以前より、音声認識技術、すなわちシリの開発に力を入れてきた。当初はiPhoneでしか使えなかったシリだが、現在はMacを含むすべてのアップル製品に搭載されている。

 アップルのホームポッド発表でかすんでしまったものの、マイクロソフトもスマートスピーカー「インボーク」を発表している。製造を担当しているのはサムスンが買収したスピーカーメーカー、ハーマン・カードンで、マイクロソフト開発の音声アシスタント「コルタナ」を搭載している。発売は今秋の予定だ。

▽アリババ、LINEも発表

 エコーとホームは、どちらも現時点では英語にしか対応しておらず、市場も英語圏に限定されている。実際、これまでのスマートスピーカー市場の中心は、アメリカだった。

 しかし中国の電子商取引最大手アリババが7月にスマートスピーカー「天猫精霊X1」を発表。日本でもLINEが「WAVE」の今秋発売を明らかにするなど、英語以外の言語に対応するスマートスピーカーの登場で、同市場はいよいよグローバル競争の段階へと突入した。

スマートスピーカー市場が熱い理由