【神鋼会見詳報】(3完)「風土的なもの感じられても仕方ない」 不正はBtoBに集中 (2/3ページ)

性能データの改竄問題などで会見し、頭を下げる神戸製鋼所の川崎博也会長兼社長。左は勝川四志彦常務執行役員=13日午後、東京都港区(飯田英男撮影)
性能データの改竄問題などで会見し、頭を下げる神戸製鋼所の川崎博也会長兼社長。左は勝川四志彦常務執行役員=13日午後、東京都港区(飯田英男撮影)【拡大】

 --株価でみると神鋼の企業価値は4割低下した。現経営陣に回復できるのか

 川崎氏「そう信じて、足元の原因分析と対策の精度を高めたい」

 --鋼線などは「安全性に問題ない」との説明だが

 勝川四志彦常務執行役員「納入先からそういうお話を頂いている。その他の製品についてはまだ、そういうお話を頂いていないという整理だ」

 内山修造ものづくり推進部長「改竄前の生データを顧客に提供し、確認を進めている」

 川崎氏「生データで顧客に判断していただいている」

 --海外自動車メーカーにも製品を納入している。ユーザーの不安を解消する責任をどう考える

 勝川常務執行役員「顧客(納入先)と協力しながら、必要なデータを提供して確認している。当社はサプライチェーンのもっとも上流に位置しており、製品が複雑な加工を経てどんな形で最終消費者に渡っているか、すべて把握するのは難しい。顧客と相談しないと確認できない」

 --どのメーカーに納入しているのか、公表できないのか

 同「取引上の守秘義務があるし、まだ調査が続いている」

「1カ月で対策まとめるので理解頂きたい」