「私の空き時間買いませんか?」 副業のWEBサービスが人気 交流広げるツールにも (3/3ページ)

自分の空き時間を活用してサイドビジネスができるWEBサービスが増えている。対面はもちろん、スカイプなどのオンラインでも可能だ(写真はイメージ)
自分の空き時間を活用してサイドビジネスができるWEBサービスが増えている。対面はもちろん、スカイプなどのオンラインでも可能だ(写真はイメージ)【拡大】

10秒単位で時間を売買

 また、「タイムバンク」というWEBサービスもある。9月に誕生したばかりだが、こちらも時間を売買できるサービスだ。10秒単位で売買することができ、それを貯めて専門家のキャリア相談やコンサルティングの権利を購入する仕組みになっている。

 販売するには審査が設けられており、申請者のネット上での影響力などを独自に計測し、一定以上のスコアであれば販売者として登録できる流れだ。ハードルは上がるが、より専門性の高い時間の売買ができるようになっている。ある程度のキャリアや特技を持っている方は、チャレンジしてみる価値はある。

 将来、独立を考えている方も、会社を辞めていきなりフリーランスになったり、起業したりするのは、なかなか難しい。会社に在籍しながら、空いた時間を有効活用して、自分の領域を少しずつ広げていく。そういう作戦で副業への第一歩を踏み出してみてはどうだろうか。(吉田由紀子/5時から作家塾(R))

 《5時から作家塾(R)》 1999年1月、著者デビュー志願者を支援することを目的に、書籍プロデューサー、ライター、ISEZE_BOOKへの書評寄稿者などから成るグループとして発足。その後、現在の代表である吉田克己の独立・起業に伴い、2002年4月にNPO法人化。現在は、Webサイトのコーナー企画、コンテンツ提供、原稿執筆など、編集ディレクター&ライター集団として活動中。