
商用車ならではの車づくりについて、ゲーム感覚で学べるコーナー=神奈川県藤沢市【拡大】
バスやトラックなど、人々の暮らしに役立つ「商用車」を主に製造する「いすゞ自動車」の藤沢工場。同工場がある神奈川県藤沢市の「いすゞプラザ」では、そんな“はたらくくるま”の歴史や仕組みを楽しく学ぶことができるという。
受け付けを終えると、まず迎えてくれるのが、最初期の国産トラック「ウーズレーCP型」だ。90年以上前の車体だが、ぴかぴかに整備されていて「今もちゃんと走ります」と、古賀英明副館長。館内の車は、どんなに古いものも全て動く状態を保っている。
80周年を記念して
見どころは架空の街「いすゞ市」の1日を、45台の動くミニカーで表現した巨大ジオラマだ。朝にはごみ収集車が住宅街を巡り、火災が起きれば消防車や救急車が駆けつけ、深夜も軌道兼用車が線路の点検を行う。
目まぐるしく動く車の姿に、何げない日々がたくさんの車によって支えられていることを実感する。続くフロアには、本物のバスやトラックがずらりと並ぶ。普段は目にすることのない陸上自衛隊のトラックにも自由に乗り込むことができる。
運転席に座ってハンドルを握れば、気分はプロのドライバーだ。得意気な表情で手を振る男の子に、母親がカメラを向けていた。