「超米国的なコトよりは超日本的なコト」
そして、ここで述べているようなメルカリの「アマゾンvs.アリババ」に対する競争優位が、日本企業がアマゾンやアリババと競争していく上でも大きなカギになると考えています。さらには人の仕事を奪いつつあるAIに人が競争優位をもち続けられる部分も、ピア・ツー・ピア、仲間と仲間というフラットで新たな関係性から新たな価値を生み出していくところになるのだと確信しているのです。
前述のケヴィン・ケリー氏の予測と、山田CEOのエンパワーメントへのこだわりを「掛け算」した時、私が想起したことは、「C(消費者)よりはP(仲間)」、「没個性的なモノよりは個性的なコト」「超米国的なコトよりは超日本的なコト」「超合理的なものよりは超文化的なコト」という事柄だったのです。そしてこれらの中にメルカリ経済圏や日本企業がさらに発展していく可能性を感じているのです。つまりは仲間(ピア)とのつながりが、これからのAI次代にはさらに重要になってくるのです。
「ピア・ツー・ピア」での事業構築
さらに「あしたの履歴書」としてメルカリに注目しているのは、同社の目標管理制度です。山田CEOがメルカリの「強固な組織づくり」の心臓部と考えているものです。