スバル、現場の強さが“あだ” 社内の意思疎通改善と制度見直し急務 (2/2ページ)

無資格検査の報告書についての会見を終え立ち上がるスバルの吉永泰之社長=19日午後、東京都渋谷区(酒巻俊介撮影)
無資格検査の報告書についての会見を終え立ち上がるスバルの吉永泰之社長=19日午後、東京都渋谷区(酒巻俊介撮影)【拡大】

 現状では、完成検査をする検査員の認定方法や運用はメーカーごとに異なる。ある会社の無資格者が、他の会社の資格者より優れている、という可能性も否定できない状態だ。

 国土交通省は制度のあり方などについて、有識者会議での議論を始め、国際基準の活用などが提案されている。会議では、「チェック体制を強化すべきだ」との声がある一方、「技術進展を考慮した運用をすべきだ」などの意見も出ている。ルールを厳格化すれば日本の自動車産業の競争力減退につながりかねないという懸念もある。(佐久間修志、高橋寛次)