日本コカ・コーラ、水源保護へ最大規模の森林保全 宮崎・えびの市で実施 (2/3ページ)

社員らが参加して行われた下草刈りの様子=11月29日、宮崎県えびの市
社員らが参加して行われた下草刈りの様子=11月29日、宮崎県えびの市【拡大】

 宮崎県えびの市で実施された森林保全活動は、3つの柱のうち、“地域の水源保護”にあたるもの。水源地の森林を保全することで森林が水を蓄える力を高め、結果として水源を豊かなものにする。水資源の涵養(かんよう)である。使用量削減や再利用と違い、積極的に水を生み出す活動だが、空気の浄化や土砂災害の防止などさまざまな効果が期待されている。

 地元の森林組合に協力する形で展開されるこうした活動は、地元の林業関係者からも注目されている。参加者は木を出荷した後の植樹や下草刈り、間伐という一連の作業に参加した。

 今回はガルドゥニョ社長をはじめ、日本各地から総勢320人の社員が集まった。コカ・コーラシステムではこうした活動を全国で展開してきたが、今回は過去最大規模だという。

 参加者は現地の計3ヘクタールにも及ぶ山林で、森林保全に取り組んだ。コカ・コーラのロゴが入った鮮やかな赤い作業着の社員が現場に着くと、水源地の斜面はにぎやかに色づいた。

 現地は午前中まで雨が降り、足元があまり良くなかった。普段は望める霧島の雄大な景色も雲に隠れていたが、参加者からは「自然を感じられる貴重な機会だ」「普段のオフィスを出てこうした自然の中で作業したことでリフレッシュできた」「初めて林業の現場を見た。今後の仕事にも役立てたい」など、さまざまなコメントが聞かれた。

地域特性に応じて取り組み