【群馬発 輝く】アスリートからメディカルまで…独自の機能性インソールで世界を変える「BMZ」 (2/5ページ)

インソールは、職人が一枚一枚丁寧に製作する=15日、群馬県みなかみ市
インソールは、職人が一枚一枚丁寧に製作する=15日、群馬県みなかみ市【拡大】

  • 高橋毅社長
  • 3Dスキャナー搭載の測定器に乗るだけで、足にぴったりのインソールが製作できる=15日、群馬県みなかみ町

 立方骨のほかに踵骨(しょうこつ)前部の2点を支える「CCLP理論(Cuboid Calcaneus Leverage Power)」に基づくインソールの販売も2014年に開始。より安定性が増し、過酷なスポーツの衝撃からもアーチを守れるアスリート向けのモデルだ。

 群馬出身のサッカー元日本代表、青木剛選手やソチ五輪スノーボード女子銀メダリストの竹内智香選手がCCLPインソールを愛用するほか、契約・使用選手は約150人に上る。使用感も「自然で、支えられている感じがしない」「疲れが全然違う」などと好評で、けがも減ったといい、選手寿命の延長にも貢献する可能性もある。

 サッカーへの思い入れが強い高橋社長は近年、「選手の足の健康をサポートしたい」とプロサッカー業界との連携を強化。今月には、FC東京とスポンサー契約を、東京ヴェルディともパートナー契約を締結したと発表。「足の機能を高め、サポートする」というコンセプトでサッカーに特化したインソールや、オリジナルのスパイク製作にも挑戦するという。

 認知症改善の期待も

 スポーツ分野だけでなく、機能性インソールを医療分野で活用する取り組みも進めている。

 13年3月に北海道文教大学と行った共同研究では、立ち上がるときに足裏に鋭い痛みが走る「足底筋膜炎」の患者にCCLPインソールを提供。日常生活で使用してもらったところ、翌朝の痛みが劇的に軽減したという結果が出た。

「インソールが一つの選択肢になるといい」