セブン-イレブン店舗数、国内小売業で初の2万店超

1974年に東京・豊洲にオープンしたセブン-イレブンの第1号店
1974年に東京・豊洲にオープンしたセブン-イレブンの第1号店【拡大】

 コンビニチェーン首位のセブン-イレブン・ジャパンは1日までに、国内の店舗数が2万33店になったと発表した。国内の小売業で2万店の大台を突破するのは初めて。簡易局を除いた直営の郵便局に並ぶ規模となった。

 第1号店は東京都江東区に1974年5月にオープンした「セブン-イレブン豊洲店」。その後、町の食品店や酒店などをフランチャイズ化して毎年着実に出店を続け、75年に福島県で業界初の24時間店を開業。78年には、今ではコンビニの定番となったおにぎりの販売を先駆けて始めた。93年には5000店、2003年に1万店を超えた。

 東日本大震災を機に緊急時の拠点としても注目され、女性や高齢者の来店が増え、最近では年間1000店規模のペースで店舗を増やしてきた。

 ただ、全国のコンビニは5万5000店を超える。ローソンは約1万4000店、ファミリーマートは約1万7500店を展開する。そのため、業界内では「飽和市場」とささやかれる。ドラッグストアなどとの競争も激しく、セブン-イレブンの17年10月の既存店売上高は、台風上陸の影響も加わり、5年3カ月ぶりに前年水準を割り込んだ。

 古屋一樹社長は「成熟市場では、お客さまはより高い水準を求める。他社と同じことをやっていては売り上げが分散する」とし、独自商品の開発や接客サービスの向上が重要だとの考えを示している。