サイト開設、女性受講者の受注を後押し コペンカレッジ・堀之内千恵代表理事 (1/2ページ)

女性クリエータースクールの授業
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  • コペンカレッジの堀之内代表理事

 女性クリエーターの養成学校を運営するコペンカレッジ(東京都世田谷区)は、個人事業主や企業のパンフレット、ホームページ制作などの受発注サイトを開設した。

 養成学校の講座を受講したクリエーターがチームやプロジェクト単位で業務を受注し、認定講師であるディレクターが質を担保して完了させる仕組みを導入。養成学校の受講者が活躍しやすい環境を整備する。コペンカレッジは首都圏に6校開校しており、今回の取り組みを機にフランチャイズ(FC)展開を検討、10年後には全都道府県に開校する計画だ。

 サイトは、クラウドソーシングサービス「ビズシーク」を運営するアイランド(同新宿区)の協力を得て開発。運営と受注業務のオペレーションは、コペンカレッジの代表理事、堀之内千恵さんが社長を務めるコペンフラップ(同)が行う。

 クラウドソーシングは、技術レベルの高い人に仕事が集中し、企業が発注しようとしても即座に対応できないというミスマッチが課題となっていた。

 今回のサイトでは一定の品質を確保するためチーム、プロジェクト単位で仕事を受注。製品の質を担保するディレクターが顧客との交渉を踏まえ、チームのメンバーと連携しながら業務をこなしていく。

責任者を1人ずつ配置、顧客の安心感に