第一生命、健診結果の提出で保険料割引 業界初、最大20% 保険契約全体の約6割が対象に (1/2ページ)

 第一生命保険が、加入時に健康診断の結果を提出すれば、保険料を最大で約20%安くする新制度を3月下旬に導入することが26日、分かった。健診を受けている人は死亡や病気のリスクが低いことが独自調査で判明したため。同社によると、健診結果を提出するだけで保険料を割り引くのは業界初。件数ベースで保険契約全体の約6割が割引対象となる見通しだ。

 健診を受ければ保険料が下がるため、顧客の健康増進の意識を高める効果が期待できる。保険会社にとっても保険金の支払いが減り収益を安定させる利点がある。生保業界では、健診の受診率が上がれば、社会保障費の抑制にもつながると説明している。

 割引は2段階で、健診結果を提出すれば、内容にかかわらず保険料を最大約10%安くする。血圧や血液検査の数値が優良であれば、さらに同約10%引き下げる。新規契約が対象で、死亡保障と、がんや脳卒中など三大疾病を保障する商品に適用する。

 第一生命によると、顧客の病歴などのデータを分析したところ、健康診断を受けた人はそうでない人に比べ、死亡や三大疾病のリスクが低いことが分かった。保険金の支払いが抑えられるため、保険料の引き下げができると判断した。

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