一方で、宮城県や岩手県といった地方店ならではのこだわりがある。
「1号店をつくった時から思いは変わりませんが、革靴から長靴まで、高級車から軽トラックまで。地方の店に来られる客層はさまざまです。変に格好つけるのではなく、生活の一部としてのカフェでありたい。週に3回アルコールを出す店もありますし、ランチ需要のメニューもある。地域の食堂としての役割など、カフェは何にでもなれますから」
コーヒー文化を紹介しつつ、地元客に寄り添う。ラグビーで鍛えた大柄な身体で東奔西走する姿は、“気仙沼の未来”というボールも運んでいるようだ。
高井 尚之 (たかい・なおゆき)
経済ジャーナリスト・経営コンサルタント
1962年名古屋市生まれ。日本実業出版社の編集者、花王情報作成部・企画ライターを経て2004年から現職。「現象の裏にある本質を描く」をモットーに、「企業経営」「ビジネス現場とヒト」をテーマにした企画・執筆多数。近著に『20年続く人気カフェづくりの本』(プレジデント社)がある。
(経済ジャーナリスト 高井 尚之)(PRESIDENT Online)