次いで、建設業法や医師法などの業法違反、出資法、特定商取引法などの法令違反、行政処分、代表者の逮捕などを含む「その他」が65件(同17.7%減、同79件)。虚偽の決算書作成や不適切な会計処理などの「粉飾」が25件(同150.0%増、同10件)で増勢ぶりが目立った。給与未払いや最低賃金法違反などの「雇用関連」も17件(同88.8%増、同9件)と増加した。
また、補助金や介護報酬などの「不正受給」は10件(同9.0%減、同11件)だった。
産業別では、最多がサービス業他の58件(構成比29.7%、前年度64件)で約3割を占めた。次いで、建設業34件(前年度26件)、製造業27件(同25件)、などで、10産業のうち7産業で前年度を上回った。
最も多かったサービス業他では、介護福祉関連が14件、飲食業関連が6件などだった。
◆介護福祉業界、不正による指定取消が過去最多
介護福祉関連の中では、経営不振から介護報酬や診療の不正請求などに手を染めたケースが目立ったほか、飲食業では食中毒事故の影響で倒産した事例もあった。
2017年の老人福祉・介護事業の倒産は、2000年の調査開始以来、最多の111件を記録した。