現預金は18億2774万円減の25億6403万円と大幅に減少し、連結キャッシュフローは営業、投資、財務活動のいずれもマイナスとなった。
◆社長がスタッフ面談でモチベーション組み直しへ
2019年2月期(連結)の業績予想は、売上高274億9700万円と前期比46億6100万円減の大幅減収を見込んでいる。上半期(3-8月)に約400店舗のうち、約1割の低採算店舗を閉鎖する予定だ。
足を引っ張っていた物流体制は、秋には健全になるように進め、人件費や家賃などの抑制効果で最終損益は1億1700万円と3期ぶりの黒字を目指す。
寺田社長は「リブランディングして原点に戻り、生産性と成果にこだわる」と今後の展望を語った。カンパニー制の導入による経費削減や、9月末までに社長自ら1500名のスタッフと面談し、モチベーションの組み直し策も講じる。
競争が激化するアパレル業界。回復は容易でないだけに、ブランドの再構築が業績浮上の鍵になっている。改善の舵取りを推し進める寺田社長の手腕が注目される。
◇
《東京商工リサーチ特別レポート》大手信用調査会社の東京商工リサーチが、「いますぐ役立つ最新ビジネス情報」として、注目の業界や企業をテーマに取材し独自の視点に立った分析をまとめた特別レポート。随時掲載します。