ランチを食べにきてメニューを見てソイバーガーを選ぶのではなく、ソイバーガーがあるから来店するのだ。これは雪田さんが以前お店を持っていた青森市でも同じ傾向があったという。菜食主義者の外国人が安心して食べられる飲食店は日本では貴重な存在なのだ。
▽菜食主義者は出汁の入った料理も食べられない
翻訳・通訳の仕事をしているアメリカ・フロリダ州から来たB.Bクラークさん。仕事上、外国人観光客に日本の飲食店の情報を提供する機会も多い。やはり菜食主義者は多く、欧米から来る観光客の場合3、4人のグループがいると、うち1人は必ずと言っていいほど菜食主義者だという。
「日本に来たことがない外国人が考える日本の食文化のイメージは『漬物』だったりするんです。しかも世界では日本は美味しい飲食店が多いということで有名です。これはもう菜食主義者の外国人にしてみれば、日本で飲食店に行くことが楽しみなのです。しかし実際日本に来てみると、『漬物』は脇役で肉料理のほうが中心ですよね(笑)。また日本の料理でかなり頻繁に使われている『出汁』というものが、菜食主義者には食べられません。魚ですからね」(クラークさん)