舞台や展覧会、テクノロジーで演出 チームラボ、ライゾマティクスが仕掛ける体感型イベント (1/4ページ)

 遊びとテクノロジーが融合した「学ぶ! 未来の遊園地」などを世界で仕掛けるチームラボ(東京都文京区)、光や映像を使ってライブやイベントを演出するライゾマティクス(東京都渋谷区)が、舞台や展覧会とコラボレーション。プロジェクションマッピングなどのテクノロジーを使って今までにない公演や展示を作り出している。和太鼓の演奏会では映像によって季節や場所が次々に変化し、建築の歴史をたどる展覧会では光と映像でさまざまな建築物をよみがえらせる。

 自然の美、ステージ上に投影

 和太鼓エンターテインメント集団として世界で活躍するDRUM TAOが出演して、東京・有楽町のオルタナティブシアターで6月20日まで開かれているステージ「万華響-MANGEKYO-」。大小さまざまな和太鼓や琴、笛などの和楽器によって、森や庭園といった日本ならではの自然の美が表現されている。ここで使われているのが、チームラボによる映像演出だ。

 木々が茂った太古の森や庭に舞い落ちる桜の花びら、しぶきを上げる荒波といった自然が、プロジェクションマッピングによってステージ上に投影される。開幕前日の5月18日に開かれたゲネプロに登壇した、DRUM TAOで演出を手がけるフランコドラオ氏は、今回のステージで「日本の美しい風景や美術を日本の音楽で表現したい」と考えたことを明らかにした。その実現に向け、内外での活動を見ていつかコラボレーションしたいと思っていたチームラボに依頼した。

森や波、桜の花びらなどが映し出されて変化していくステージ

森や波、桜の花びらなどが映し出されて変化していくステージ

「僕たちの映像技術で空間を包む」