ビール類上期シェア、キリン独り勝ち 首位アサヒに迫る 出荷量は6年連続減少 (2/2ページ)


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  • コンビニの売り場に並ぶ各社のビール=東京都立川市(柳原一哉撮影)

 その鍵を握るのがイオンのプライベートブランド(PB)「バーリアル」だ。同グループの各業態で販売され、同社で最も成功したPBとされる。これまでは韓国メーカーが生産していたが、6月からキリンが生産を受託。今年の販売目標は前年比4割増の年間1千万ケース程度とされ、市場シェアは3~4%に達するとみられる。上期は1カ月分程度しかキリンの出荷に寄与しなかったが、今後はフルにきいて、キリンのシェア引き上げにつながる。

 一方、アサヒは主力ビール「スーパードライ」が振るわず、打開策がみえてこない。年間での両社のシェア逆転は難しいとみられているが、業界関係者からは「単月ならば逆転はある」といった声が聞かれる。

 キリンとアサヒのシェア争いから目が離せなくなってきた。(平尾孝)