【経済インサイド】“優秀”だが「野良ロボット」も!? 生保や銀行で急速普及、事務作業ロボ (3/3ページ)

日本生命保険が導入した「日生ロボ美」は従業員に親しまれ、かわいらしい姿にキャラクター化された(日本生命提供)
日本生命保険が導入した「日生ロボ美」は従業員に親しまれ、かわいらしい姿にキャラクター化された(日本生命提供)【拡大】

  • RPA導入で生まれた余剰人員で組織された、顧客を訪問して書類作成などの手続きをサポートする「かけつけ隊サービス」(太陽生命保険提供)
  • RPA導入で生まれた余剰人員で組織された、顧客を訪問して書類作成などの手続きをサポートする「かけつけ隊サービス」(太陽生命保険提供)

 野良ロボットがサーバー上やパソコンの中でうろうろしているならまだいいが、間違った情報を入力し続けるなど“凶暴化”すると、財務諸表などの数値を誤る恐れも出てくる。そうなれば、経営判断だけでなく、投資家の投資判断にも悪影響を及ぼしてしまう。

 野良ロボットの発生を防ぐには、現場で勝手にロボットをつくらせないなどルールを決め、手綱をしっかりと取ることが重要と福原氏は説く。その上で、こうアドバイスする。

 「ロボットは案外デリケートで前提の条件が変わるとうまく働かない。しっかりと仕事を教えて、ケアもする。導入するならRPAと向き合うこと。いわば新入社員を迎え入れるのと同じです」(林修太郎)