
川崎重工業が受注したLNG供給船の完成予想図【拡大】
LNG船や供給船は造るのが難しいため、一般的なばら積み船やタンカーに比べて収益性が高いとされる。しかも、国際海事機関(IMO)が20年から一般海域の硫黄酸化物(SOx)排出規制を強化して以降は重油からLNGへのシフトが進み、需要が増加する見通し。このため川崎重工では「今後もLNG関連の船の建造に積極的に取り組む」として、新たな収益源に育てたい考えだ。
もっとも、昨年2月に完成した世界初の供給船は、韓国の韓進重工業が建造を担った。ライバルの中国勢や韓国勢も激しい競争に疲弊し、高付加価値化へとかじを切りつつあり、今後はこの分野でも激しい競争が予想される。