FFGと十八銀の統合承認へ 公取委が最終調整、債権譲渡1000億円弱 (2/2ページ)

長崎市の十八銀行(左)と福岡市のふくおかフィナンシャルグループの本社=1日
長崎市の十八銀行(左)と福岡市のふくおかフィナンシャルグループの本社=1日【拡大】

 FFGと十八銀は2016年2月、経営統合に基本合意した。だが、その後の公取委との協議で溝が埋まらず、17年7月には期限を定めず統合を延期すると表明。公取委との協議が長引く中で、公取委が戦後初めて独占禁止法に基づく統合の差し止め命令を発動するかどうかが注目されていた。

 今回、統合が正式に承認されれば、銀行再編の審査で、公取委の懸念を払拭する手段として債権譲渡が取られる初めてのケースとなる。また、高齢化と人口減少で経済の衰退が著しい県内の地銀同士が統合できる可能性が示されたことで、地銀再編の機運が高まるとみられる。