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ただ、実際に再稼働するには地元の同意が必要で、新潟県が独自に進める安全性検証の結果を待たねばならない。花角氏は小早川氏との初会談後、記者団に対し、柏崎刈羽の再稼働について「検証作業が終わるまで議論をしない」と改めて述べ、検証作業にかかる期間については「期限を切らない。しっかり議論を尽くしてほしい」とした。
「一つ一つ結果を出していくことが信頼醸成につながる」。小早川氏はこう訴える。ただ、柏崎刈羽をめぐっては立地する柏崎市長から1~5号機の廃炉計画をつくるよう求められているのも懸案で、頼みとする6、7号機の再稼働に向けた道のりはなお険しい。