ただ、事業再生を目的としたいわゆる第二会社方式による事業移管ではない。債権債務の一切を新会社が引き継ぐため、旧会社を特別清算する予定はないという。
◆投資ファンド「J-STAR」傘下へ
WG社など、事業を承継する側の3社は投資ファンドのJ-STAR(千代田区、原緑郎社長)から出資を受け、今後はJ-STARを背景とした新体制に移行する。
J-STARは2006年に設立。投資ファンドを通じて事業承継や再生、MBO、成長支援などのプライベートエクイティ事業を手掛け、これまでに約30社の投資実績がある。メーカーや卸、小売と対象とする業種は幅広く、過去にはアパレル企業の事業再生を手がけた実績もある。
新ウィゴーの経営陣には、代表取締役として園田恭輔氏(現ウィゴー取締役WEGO事業部事業部長)が就任。園田氏を含めて現ウィゴー取締役3名が役員に就任し、J-STARからも原田健一氏(現J-STAR取締役パートナー)ら3人が役員に就任する。
なお、ウィゴーの創業者でグループの顔でもあった中澤征史氏(現ウィゴー取締役会長)はファウンダー特別顧問の肩書きで、今後も事業の拡大と成長に尽力していくとしている。
◆最初の投資会社の支援に金融機関が難色
ウィゴーを巡っては2017年8月、創業社長の中澤氏ら役員が退任し、投資会社のオーチャードコーポレーション(東京都中央区、伊藤忠寛社長、以下オーチャード)が主要株主となった。